ブラジルの学校では、学期の始まりと終わり、学年の構成が日本と大きく異なります。教育制度の法律で定められている内容や、州・自治体ごとの違い、公立と私立、大学との比較などから、一般的な時期と例外を詳しく探ります。日本在住の方や留学・国際交流を考えている方にとって役立つ最新情報を整理しました。ブラジルの「学期 始まり 終わり 時期」について、理解が深まる内容です。
目次
ブラジル 学期 始まり 終わり 時期:教育基本法に基づく学年スケジュール
ブラジルの教育基本法(Lei de Diretrizes e Bases)では、教育基本段階(基礎教育)は学年あたり最低200日の授業日数が義務付けられています。学年は通常、2学期制(セメストロ)が採用されており、公立学校では第1学期が2月上旬に始まり、6月末まで続きます。第2学期は8月初旬開始で、12月上旬から中旬で終わります。
このスケジュールは州や市町村により調整され、冬休み(7月)と年末年始休暇(12月~1月)が設けられています。国内の教育法規と複数の州・大学のカレンダーを比較することでこの時期が一般的であることが確認できます。最新情報です。
教育基本法で定める授業日数の要件
教育基本法では、基礎教育において学年あたり少なくとも200日の授業日と時間数が定義されています。これには定期試験、補習や評価期間が含まれることが多く、州政府や教育委員会が各自治体の条件に応じて具体的にスケジュールを設定します。
また、年度始まり前に教師の研修や準備期間が設けられることも一般的で、授業開始日とは別の日程で準備活動が行われます。
一般的な始まりの時期
多くの州では、教育基本段階(幼稚園から高校まで)は2月上旬に新学期が始まります。具体的には2月上旬の1週目か2週目。私立学校では2月中旬に設定されることもあります。大学もほぼ同様で、2月末から3月初旬にかけて第1学期が始まります。
ただし、北部など熱帯地域では気候の関係で学年開始時期が異なることもあり、州ごとのカレンダーを確認することが重要です。
一般的な終わりの時期
第1学期は6月末頃に終了し、7月に短い休暇(冬休み)があります。第2学期は12月上旬から中旬にかけて終わりを迎え、年末年始の休暇に入ります。大学では期末試験や卒業式等の後、年の終わりにかけて行政手続きのための準備期間も含まれることがあります。
このようなスケジュールはブラジル国内の公立大学や州立大学の最新のアカデミックカレンダーから共通して観察されます。
州・自治体による教育カレンダーの違い

ブラジルは連邦制国家であり、州および市町村ごとに教育制度の実施権限があります。そのため、学期の始まりと終わり時期、休暇期間に差異があります。特に南部や南東部、南北地域の気候・文化の違いで学年開始時期がずれることがあります。公立学校では州政府の教育省が、私立学校では学校法人や運営組織が独自にカレンダーを決定。
この記事では代表的な州の例を挙げて、その違いを明確にします。
南部・南東部の例(サンパウロ州、リオデジャネイロ州など)
サンパウロ州では教育年度の第1学期が2月2日から始まり、7月6日までが第1学期。第2学期は7月24日から12月18日までで、7月7日から23日が冬休み期間にあたります。リオデジャネイロ州でも同様に、2月上旬始まり、12月末年末休暇に入るパターンが一般的です。
私立校もだいたい同じ流れを踏みますが、行事やカリキュラムの都合で若干の調整があります。
北部や熱帯地域の例
アマゾン地域などの北部では、気候や季節の影響で学年開始が少し遅れることがあります。たとえば、第1学期が3月中旬始まりになる州もあり、休暇のタイミングが他地域と異なるケースがあります。年末休暇は依然として12月から1月にかけてあり、全国的に共通する部分です。
このような地域では、雨季・乾季を考慮したスケジュール調整がなされることがあります。
大学の第一学期・第二学期の始まりと終わり時期
大学(高等教育)のカレンダーも基礎教育と似ていますが、履修登録、休校日、特別期間が入り混じるため若干複雑です。多くの大学では第1学期が2月末~3月始めに始まり、7月初旬または中旬で終わります。第2学期は8月初旬始動で、12月初旬または中旬まで。セメストロ制が主流ですが、一部にはトリメストロ制や期末休暇の特別期間が設けられる大学もあります。最新の大学カレンダーからこの傾向が読み取れます。
ブラジル連邦大学の事例
ブラジル連邦大学の例では、初学期が2月 23日または3月上旬に開始し、第1学期が6月末までに終了する大学が多いです。たとえば、ある大学では第1学期は2月23日から7月4日まで、第2学期は8月3日から12月12日までのスケジュールが採用されています。
別の大学では3月9日開始〜7月〜8月の休暇を挟み、続いて8月中旬〜12月中旬まで第2学期が続きます。大学ごとに詳細な開始・終了日が異なりますので、確認が必要です。
特別期間・休暇を含むスケジュールの構成
大学年は、授業期間だけでなく、履修登録期間、休校日、テスト週間、夏期コースや冬期コースなどの「特別期間」が含まれることがあります。これらは授業の準備や補習のために設けられており、学生が授業開始前後や休暇中に活動できるように調整されます。
また、教授や大学職員のための研修・準備期間が学期ごとまたは年度始めに設定されることが一般的です。
私立学校と国際学校のスケジュールの特徴
私立学校および国際バカロレア校では、公立校とは異なり、独自の教育目標や国際的な行事に合わせて学期始終期を調整することがあります。授業のカレンダーは公立校と似ていても始まりが若干早かったり遅かったりする傾向があり、学期の長さが均等ではないこともあります。
保護者や留学生にとっては、私立校の学期スケジュールを入学前に確認することが重要です。
国際バカロレア校(IBスクール等)の傾向
国際スクールでは通常、2学期制または3学期制を採用し、グローバルな休日制度や国際行事を考慮してスケジュールを設計します。クリスマス休暇や夏休みは公立校と重なることが多いですが、学期の中間休暇や体育祭、国際Weekなどが私立に特有のスケジュールとなります。開始・終了日も2月あるいは3月となることがあります。
授業時間帯や学期の区切り数
多くの私立校では、ビメスター(二学期制)に加えて学期をさらに細かく分けて四つの区分(二ヶ月ごと)または三学期間のトライメスター制を採用することがあります。これによって中間テストや評価が頻繁になり、進度が速くなる傾向があります。
また、国際的なプログラム(IB等)のカリキュラムに沿って、スプリットスクールイヤー制など特殊な学期分割を用いる学校もあります。
日本の学年・学期との比較
日本の学校は一般に4月始業で3学期制が一般的ですが、ブラジルの学校は2月始業の2学期制が主流で、休暇の位置や学期の長さが日本と異なります。日本の夏休みは7~8月ですが、ブラジルでは年末年始(12月末~1月)や7月が長期休暇となるケースが多いです。
この違いを把握すると、留学準備や国際交流の計画が立てやすくなります。
学年の始まりの月の違い
日本では新年度が4月に始まり予算や入学式が春に行われますが、ブラジルは2月から新学年が始まるため、日本で進学準備をしていた人は「学年が一つ後ろになる」ような感覚になることがあります。特に日本の高校卒業年とブラジルの大学入学時期がずれることがあるので注意が必要です。
休暇期間と学期終わりのタイミングの違い
日本の最終学期は3月末に終わり、春休みが重なりますが、ブラジルでは第2学期の終わりが12月上旬から中旬で、その後年末年始の長い休暇が続きます。また、7月休暇(冬休み)が学年の中間に入ることも日本とは異なる特徴です。
最新の2026年カレンダーから見える傾向
2026年の大学や教育機関の公式カレンダーを見ると、第1学期は3月上旬始まりが多く、第2学期は8月始まり、第2学期の終わりは12月10日〜20日頃が標準となってきています。州によっては3月〜7月、8月〜12月というセメストロ制がきれいに分かれており、学期間の休暇期間も夏休みや冬休みとして設定されています。
基礎教育でも公立州のカレンダーで2月開始と12月終了が一般化しつつあります。
公立大学の2026年スケジュール例
ある連邦大学では第1学期が2月23日から6月末まで、第2学期が8月3日から12月12日までと定められています。他では第1学期が3月9日始まり7月15日終わり、第2学期が8月10日から12月12日までという例もあります。学期の日数は約100日ずつとなることが多く、合計約200日の授業日となるよう設計されています。
基礎教育における2026年の州レベルでの例
たとえばサンパウロ州では2026年の教育年度は2月上旬開始で、7月に短期休暇が入り、第2学期は7月下旬から12月中旬まで続くスケジュールが州教育局の発表内容から示されています。ほとんどの州でこのパターンが繰り返されていますが、南北気候地域の例外も少なくありません。
まとめ
ブラジルの学期の始まりと終わりの時期を理解する上で重要なのは、学年は2月〜12月が一般的で、第1学期が2月上旬~3月始まり、第2学期が8月始まりというセメストロ制が主流という点です。
大学も同様の構造をとっており、基礎教育では州ごとの細かな差異があるものの、休暇は7月中旬の冬休みと年末年始の長期休暇が標準です。
日本との比較では、年度始めの月や学期の区切り、休暇期間の位置が大きく異なるため、留学や国際交流を考える場合には、それぞれの学校や大学、州の公式カレンダーを事前に確認することが望ましいです。
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