晴天に恵まれた10月18日、第2回Kimobigグルメツアーが開催されました。今回はこのラインナップ!
①マンジョッカ(キャッサバ)芋堀り
②マニソバ(マンジョッカの葉を煮込んだパラ州の料理)のランチ ...
③ケイジョミナス(ミナスチーズ)工房訪問
④カフェ&ブラジル系スーパー訪問
1カ所目は太田市のくぼた農園です。農園主の久保田さんは、ブラジル人の友人からマンジョッカについて聞いたことをきっかけに自分の畑で育て始めたそう。マンジョッカは機械で土を柔らかくほぐして初めて手で引き抜くことができました。新鮮なマンジョッカをふかして揚げたものを試食!ホクホクとしてほんのり甘く、冷凍されたものとはひと味もふた味も違います。くぼた農園では、この他アボブリーニャ(ズッキーニ)やシュシュ(ハヤトウリ)、ピメンタジシェイロ(アマゾン香唐辛子)、ジロー(白ナス)とたくさんの作物も見ることができました。
ブラジルタウン大泉町に移動してパラ州出身のサオリさんのマニソバのお昼ごはんです。このマニソバ、ブラジルでさえパラ州まで行かないと滅多にお目にかかれません。ブラジル人参加者の中にも初めて食べた、と言う人も。マンジョッカの葉を10日間火にくべて煮込み毒を飛ばし、塩漬けの干し肉や腸詰を加えて作ります。深緑色でちょっとびっくするような見た目ですが、シンプルな塩味でとても美味しい。デザートはももちもちしたマンジョッカのケーキ、と葉っぱから根っこまで食べつくしました。また、生演奏でベレン出身のミュージシャンのカリンボーの弾き語りも行われました。ちなみにベレン音楽カリンボーの演奏者は日本では彼だけだそうです。
次はチーズ工房へ。オーナーのビルさん自らチーズの作り方を説明してくれます。ビルさんのケイジョミナスは都内大手スーパーにも定期的に出荷されているそうです。そしてチーズの試食!マニソバでお腹いっぱいでもつい手が伸びてしまう…。美味しさを確認した参加者がチーズを買うために長い列を作りました。
カフェタイムはリオトーキョーカフェへ。ここはKimobigのポルトガル語講座が開講されている場所の一つです。ブリガデイロなどのブラジルお菓子セットが配られ、コーヒーやジュースで一服。そして残り時間はブラジル食材を扱うスーパーでお買い物。お菓子や調味料、フェイジョン豆など、いろいろ買い込んでしまいます。
最後にビルさんの工房のチーズケーキにジャンブー(アマゾン原産の舌がピリピリするハーブ)のお土産を受け取ります。盛りだくさんの一日に、みなさん満足そうな表情で帰路につきました。