付け合せはベテハーバ(ビーツ)とオレンジのサラダ。レモンオリーブオイルを使用したさわやかドレッシングをまわしかけます。真っ赤なベテハーバとオレンジの彩はカットして盛り付けただけなのに食欲をそそるオシャレサラダに大変身。そして最後はスパイスを使ったホットドリンク「ケンタォン」!通常はさとうきびの蒸留酒カシャッサを使うこのケンタォンですが、運転される方が多いので今回はノンアルコールの高級白ワインを取り寄せ、そこにクローブやシナモン、ショウガ、リンゴやオレンジ、最後にローズマリーをトッピングして煮たて、最後にアマゾンミントハニー(ブラジルのアマゾン地域で野生のミントの鼻から採取されたオーガニックはちみつ)を垂らしたら出来上がり!
オナカいっぱいのブラジル風クリスマスディナーの完成です。
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【MENU】
-メイン-
ブラジル風チキンのストロガノフ/Strogonoff de Frango
ロシアからの移民とともにブラジルに伝わり独自に進化し、今ではブラジルで非常にポピュラーな一般家庭料理となっています。ロシアではデミグラスソースを使いますが、ブラジルでは生クリームとトマトソースで仕上げます。
-サラダ-
ベテハーバとオレンジのサラダ/Salada de Beterraba com Laranja
真っ赤な健康野菜「ビーツ」とオレンジを合わせたジューシーなカラフルサラダ。ブラジルではサラダにフルーツは当たり前!
-デザート-
ブラジルプリンケーキ/Bolo de Pudim
練乳を使った濃厚なプリン生地+ほろにがカラメル+ココア風味のスポンジケーキが究極のバランスでマッチするブラジルプリン。今回はクリスマスリースに見立て、デコレーションをします。なんと中津さんのプヂンレシピ直伝です。
-ドリンク-
ケンタォン/Quentão ブラジルの温かいお酒「ケンタォン」、ショウガやシナモン等スパイスたっぷりで身体が温まります。今回はノンアルコールレシピでいただきましょう。
FELIZ NATAL!!!
パリのエスプリがたっぷり詰まったブロカントカフェがなんと中南米屋台村に早変わり!当日の雨模様で店内とテラス席での開催になりましたが、扉を開けると自然と巻き舌になっちゃいそうなラテン感。セニョーリス・セニョーラス!
店内は中南米に住んでいた or 関わりのある or 何か気になるというお客様で常に満席状態!「コレなんですか?」と100%質問される見たこともない珍しいフード&デザートや、なないろ畑、テラス・ド・フジ、こんぺいとう農園の農家のみなさんが作ってくれた愛情と野菜たっぷりのアペリティフが並び、DJ CAMPANAのハイセンスなラテンチューンが、お料理の味をグっと引き立てます。...
夜はサルサレッスンが開かれ、ブロカントカフェはダンスフロアに。ギターとパーカッションの音色が響き渡るQue Dia Maravilhoso!(素晴らしい一日)はみんなのハグで幕を閉じました。
ブロカントカフェ主催の中南米屋台村、KIMOBIGとしてはタピオカを焼いていただけなので発言権はありませんが、次回の開催も強く希望します!最高でした!
2015年限定で毎月KIMOBIGがプロデュースしているBrasil no cafe músicaイベント、10月は東京からブラジル人ミュージシャンDARIOを迎え、パゴーヂイベントを開催しました。通常は10席しかない小さなカフェテリアにはブラジル人やブラジル好きな日本人が入れ替わりで、なんと80人以上参加。用意していたブラジルプレートは完売。
静岡のサンバチーム「ブロッコシズオカ」からはしゅうちゃん、まあちゃん、まさるさん、まさるさんの奥様トモちゃんが参加してくださり、サンパウロのサンバチームで腕を磨いたもっさんもかけつけてくれました。
まずはDARIOのサンバ打楽器ワークショップから始まり、いよいよパゴーヂタイムへ。DARIOのカヴァキーニョと力強い歌声、しゅうちゃんのタンタンに、まさるさんのパンデイロ、もっさんのタンボリンに、ブロッコシズオカのハイーニャであるまあちゃんのキレッキレで美しいサンバにみんな釘付けです。ブラジル人のデニーロもパンデイロで参加しはじめ、パゴーヂを聴くのも始めてという人もブラジル音楽の楽しさに大はしゃぎ!ブラジルプレートを作る大忙しのキッチンにもDARIOの容赦ない踊りましょうコールに、ステップを踏みながらピカーニャを焼き続けるという隅から隅まで楽しい時間が過ぎていきます。
最後は歌詞カードを配り、全員で大合唱してブラジルフェスタは幕を閉じました。
参加してくださったみなさま、階段の下まで混雑してお店に入れずにエントランスで帰られた方々、ミュージシャンのみなさま、キッチンスタッフのみんなありがとうございました。そして8周年を迎えたcafe músicaさん、おめでとうございました!
晴天に恵まれた10月18日、第2回Kimobigグルメツアーが開催されました。今回はこのラインナップ!
①マンジョッカ(キャッサバ)芋堀り
②マニソバ(マンジョッカの葉を煮込んだパラ州の料理)のランチ ...
③ケイジョミナス(ミナスチーズ)工房訪問
④カフェ&ブラジル系スーパー訪問
1カ所目は太田市のくぼた農園です。農園主の久保田さんは、ブラジル人の友人からマンジョッカについて聞いたことをきっかけに自分の畑で育て始めたそう。マンジョッカは機械で土を柔らかくほぐして初めて手で引き抜くことができました。新鮮なマンジョッカをふかして揚げたものを試食!ホクホクとしてほんのり甘く、冷凍されたものとはひと味もふた味も違います。くぼた農園では、この他アボブリーニャ(ズッキーニ)やシュシュ(ハヤトウリ)、ピメンタジシェイロ(アマゾン香唐辛子)、ジロー(白ナス)とたくさんの作物も見ることができました。
ブラジルタウン大泉町に移動してパラ州出身のサオリさんのマニソバのお昼ごはんです。このマニソバ、ブラジルでさえパラ州まで行かないと滅多にお目にかかれません。ブラジル人参加者の中にも初めて食べた、と言う人も。マンジョッカの葉を10日間火にくべて煮込み毒を飛ばし、塩漬けの干し肉や腸詰を加えて作ります。深緑色でちょっとびっくするような見た目ですが、シンプルな塩味でとても美味しい。デザートはももちもちしたマンジョッカのケーキ、と葉っぱから根っこまで食べつくしました。また、生演奏でベレン出身のミュージシャンのカリンボーの弾き語りも行われました。ちなみにベレン音楽カリンボーの演奏者は日本では彼だけだそうです。
次はチーズ工房へ。オーナーのビルさん自らチーズの作り方を説明してくれます。ビルさんのケイジョミナスは都内大手スーパーにも定期的に出荷されているそうです。そしてチーズの試食!マニソバでお腹いっぱいでもつい手が伸びてしまう…。美味しさを確認した参加者がチーズを買うために長い列を作りました。
カフェタイムはリオトーキョーカフェへ。ここはKimobigのポルトガル語講座が開講されている場所の一つです。ブリガデイロなどのブラジルお菓子セットが配られ、コーヒーやジュースで一服。そして残り時間はブラジル食材を扱うスーパーでお買い物。お菓子や調味料、フェイジョン豆など、いろいろ買い込んでしまいます。
最後にビルさんの工房のチーズケーキにジャンブー(アマゾン原産の舌がピリピリするハーブ)のお土産を受け取ります。盛りだくさんの一日に、みなさん満足そうな表情で帰路につきました。
6月に植えた稲が収穫時期を迎えたというので、富士宮のこんぺいとう農園を再訪してきました。田植えのときは、これが本当に成長するのかなぁ、と心配になるくらいひょろひょろだったのに、いざ農園に到着してみると黄金色の穂が垂れ下がる立派な姿に変身している!土と稲と、農園主のマゼランさんたちの力の結晶です。
前日まで悪天候から一転、富士山も綺麗に見える絶好の稲刈り日和です。早速、農園主のマゼランさんに鎌の使い方や稲のくくり方の説明を受け作業開始!稲を一束片手でつかみ、根元に鎌をかけ手前に引くと、ザクッという音を立て気持ちいくらいあっさりと刈り取れるのです。
2時間ほど作業続けたころ、ちびっこたちの「お腹すいた」コールで昼食になりました。Kimobigの美晴さんの美しく美味しそうなお弁当に歓声があがります。野菜や果物、卵やお肉までほとんど地元のもので作られているそうです。もちろん、こんぺいとう農園の野菜も使われています。桜えび入り卵焼きにレンコンと長いもの胡桃あえ、カボチャとサツマイモの蜂蜜煮、ホウレンソウ入りの鶏肉のハンバーグ、ニンジンとインゲンの肉巻き、と丁寧に作られたおかずに、こんぺいとう農園の美穂さんの人参葉おにぎりでお腹いっぱい。そこにプジンが登場!!ちびっこたちが目を輝かせながら駆け寄っていきます。もちろん、大人も含めプジンは別腹。マゼランさんの淹れてくれたコーヒーと共に平らげ、作業に戻ります。
午後は、はざ掛けという作業を行います。洗濯竿のような鉄パイプに稲を干す、昔ながらの方法です。マゼランさんいわく、最近は機械で乾燥させることが多く、天日で干す農家は少なくなっているとか。農園の看板娘こまちちゃんも手伝ってくれます。こういった一連の作業を繰り返し、次第に鉄パイプが稲で埋まっていきました。
前回の田植えのとき同様、マゼランさんは「作業初日にたくさんの人でやると、勢いがついて助かる」と話してくれました。私たちは日暮れとともに作業終了ですが、野菜やお米は、毎日の作業のつみ重ねによって作られていることを再認識。お米一粒まで無駄にできません。苗床づくりから、田植え、収穫と一連の作業に参加させてもらい、本当に貴重な経験になりました。こんぺいとう農園の中村一家には感謝の気持ちでいっぱいです。
今回収穫したのはコシヒカリでしたが、こんぺいとう農園ではブラジル米(細長い粒のお米)も生産しています。ただ種類によって育つ早さが違うので、私たちが行った時期はまだ青々としていて収穫までにはもう少し時間かかるそうです。
こんぺいとう農園の野菜やお米は富士市のアラビカコーヒーさんでの朝市やインターネットで注文することができるので、HPで予定等チェックしてみてくださいね。
こんぺいとう農園 http://www.f-confeito.com/
「コーヒー豆を挽く音が大きいので、講座中のコーヒーの注文は受け付けません」店主ユミさんからのノーコーヒーミル宣言で講座がスタート。今日はすごく特別な日。「ボサノヴァ」音楽の最高の詩人ヴィニシウス・ヂ・モライスを語らせたら彼の右に出る者はいない。憧れの福嶋先生のボサノヴァ講座なのだ。
2015年限定で毎月KIMOBIGがプロデュースしているBrasil no cafe músicaイベントの9月講座。「ボサノヴァの詩を読む」という少しマニアックにも思えるテーマだが、告知と同時に定員が埋まった人気講座である。今回の参加者はプロのボサノヴァ歌手から、ギターを勉強中の方、小学生のころからブラジル音楽を聴いてきたというダンディなおじさま、ブラジル音楽ってどんなのかしら?という方まで様々。
ボサノヴァの誕生から終焉まで、1つの歌曲につき発売時期の違う音源を何曲も耳を澄まして聴く。ギターのカッティングやヴォーカルの歌唱法、ポルトガル語発音の微妙な違いを聞き分け、ポルトガル語と日本語の訳が記載された歌詞カードを追いながらボサノヴァが完成する過程を聞き取る。一見難易度が高いように思えるが選曲はスタンダードな楽曲で、その曲が作られたエピソードや時代背景など先生のわかりやすい解説や生演奏を聞くと、頭のなかのハテナマークの秋雲がどんどん風に流され、終いには晴れきったコパカバーナビーチの空のよう。途中、大変貴重なライブ音源での歌手たちのやりとりを、先生は一時停止を細かく押しながら一つ一つ丁寧に訳してくれた。音源の中のブラジル人たち観客が笑うのと同時に自分たちも笑い、なんだかボサノヴァが生まれた時代のあの空間にタイムスリップしたような感覚に陥った。
印象的だったのが「SAUDADE(サウダージ/郷愁)」というポルトガル語の感覚、言葉の説明である。他の言語では一つの単語で言い表しづらい複雑なニュアンスを持つといわれるこの言葉だが、ブラジル音楽が身近な方ならば幾度となく聞き、使い、なんとなく理解できているような「気がしている」感覚だろう。以前先生が新聞に寄稿した記事を音読し、ポルトガルやブラジルの詩人が「サウダージ」について表現した詞に触れる。続いてブラジルの画家アウメイダ・ジュニオルが描いた美しくも悲しい絵画「サウダーヂ」と、フェルメールの「手紙を読む青衣の女」を見比べた。ふたつの似かよった境遇にある女性から感じる表情や構図などから、先生は「サウダージ(郷愁)」を「孤独と幸せを同時に呼ぶ言葉」と表現した。
「ボサノヴァの詩を読む」講座。ポルトガル語の詩、ジョアンのカッティング、ヴィニシウスの葛藤、トムの笑い声、福嶋先生のひとつひとつの言葉、すべてため息が出るほど美しかった。私たちはこれほどまでにボサノヴァに惹かれ、ボサノヴァを知らない。cafe músicaという屋号にふさわしい音楽講座。またいつの日か、続編を願う。
Aula de Bossa Nova
http://kimobigbrasil.wix.com/cafemusica#!setembro/csnt
ポルトガル語サロン(丸の内クラス)の講師が集合し、銀座でミーティングをしました。
議題は今月から新学期になるため、各クラスのカリキュラム振り分けや毎年恒例の「Festa de Natal(クリスマスパーティ)」の内容、講座全体の調整などです。 集まった講師は11人+静岡からFaceTime参加のミハル、計12人です。
今期の講師は以下になります。なお、来年の3月からスタートできる日本人のバイリンガル講師を来月1名公募する予定です。
初級A担当:Cris先生(ネイティブ講師)、ハルカ先生(バイリンガル講師)
初級B担当:Angela先生(ネイティブ講師)、りつこ先生(バイリンガル講師)
中級担当:Edinho先生(ネイティブ講師)、ナオミ先生(バイリンガル講師)
中上級講師:Graça先生(ネイティブ講師)、ますよ先生(バイリンガル講師)
上級講師:João Paulo先生(ネイティブ講師)
ビジネスクラス講師:Paulo先生(ネイティブ講師)
丸の内兼埼玉クラス講師:Fernando先生(ネイティブ講師)
KIMOBIGでは他、国家資格通訳案内士を目指すお受験クラス担当のあさおだ先生や、初級B担当のホンダ先生もいます。群馬クラスにはサオリ先生、埼玉クラスはブルーノ先生にもお手伝いいただいて、毎週多くの優秀な講師が集まりボランティアで講座を開催しています。初心者向けクラス、お受験クラス、ビジネスクラス、埼玉クラスなど新学期の生徒も募集中ですので、ポルトガル語学習が気になっている方はぜひオフィシャルサイトからチェックしてください!
KIMOBIG BRASIL ポルトガル語サロン
http://kimobig.jp/free/auladeportugues
大泉カルナバルの翌日、"Saoryのコシーニャ"を含む託児付きブラジル料理教室を群馬県太田市で開催しました。昨年、目黒で行ったワークショップで大人気だったメニューを再現。
・Coxinha/ブラジル風チキンコロッケ
・Torta de Palmito/ヤシの新芽パウミットのタルト
・Manjar branco/ココナッツのブラン・マンジェ、プルーンソース
「サオリのコシーニャを一度食べたら他のは食べられない」そうみんなが大絶賛するコシーニャですが、実は群馬でレシピを公開するのは初めて!熱い鍋で生地をこねるのは少し力が必要ですが、サっとやってパっとやるのがコツ。コシーニャの包み方はとても面倒と言われますが、その包み方にもサオリ流のサっとやってパっとやるというコツ。マンジャールもパっとやって…擬音で説明されるとわからないものなのですが、教室に参加し実際に見るとわかるんです!
群馬のブラジルタウンで行うブラジル料理教室は、キモビッグで2006年から続けてきた大事なイベントです。今回は群馬時代の懐かしい仲間も集まり、終始和やかムード。
「つまみ食いが一番おいしいのよ!」そういうサオリ先生の一声で、揚げたてのコシーニャ、焼き立てのタルトをみんなでフーフーハホハホしながら試食。最高に楽しい時間はすぐ過ぎ、濃いブラジルコーヒーを飲みながら、おなかいっぱいブラジル料理を楽しみました。
食べきれなかった料理はお土産で持ち帰ってもらうボリューム満点なKIMOBIGのブラジル料理教室、群馬での開催は次回12月の予定です。
KIMOBIG BRASIL 「SAORYのブラジル料理教室@群馬」
http://kimobig.jp/info/976974
「大泉カルナバル」が12日、大泉町のパナソニック三洋電機野球場で開かれ、県内外から訪れた観光客が、浅草サンバカーニバルで活躍中のチームのサンバコンテストやブラジル音楽ライブを楽しみました。グルメ横丁エリアではブラジル料理や雑貨、地元の食品などを販売するブースが並び、グルメイベントとしても大盛況でした。
KIMOBIGでは今年も大泉観光協会の後援で無料ポルトガル語講座のPRブースを出展しました。
講座ではKIMOBIGオリジナル「ポルトガル語自己紹介カード」を配布し、みなさんに書いていただきました。一時間ごと計4回の青空講座を開き、群馬校のサオリ先生や東京校のフェルナンド先生などKIMOBIGのボランティアメンバーが交代で講師を務めました。去年よりブースが小さかったため、各回の定員は6名でしたが参加者と密に接することができ、互いに実りある講座となりました。
気になるコンテストの優勝チームは「G.R.E.S. Liberdade」でした。おめでとうございます!
今年もキモビッグでボランティアしてくださった皆様、ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。
9/11(金) 映画『ブラジル・バン・バン・バン〜ジャイルス・ピーターソンとパーフェクトビートを探しもとめて〜』公開記念プレイベントレポート
リオ在住14年の歌手で音楽家のMAKOさんと、ブラジルと日本をつなぐコミュニティーファクトリーKIMOBIG BRASIL代表の松橋美晴によるトークショーが開催されました。
イベントレポートはこちら
https://motion-gallery.net/projects/BBBMovieJP/updates/9082
KIMOBIGで2015年限定で毎月実施している定期イベント「BRASIL no cafe música」、8月はブラジル人のマゼランさん家族が営むこんぺいとう農園の有機野菜をたっぷり使ったムケッカ・バイアーナとジロー&マクワウリ&ナッツのバジルサラダをつくり、デザートにライムとレモンのパヴェーを食べました。
参加者は、富士市在住のブラジル人の方々や、カポエイラの先生とチリ人の奥様、バイーアに住んでいたサンバダンサーさんとその息子さん、ボサノヴァを勉強中の方など総勢14名。毎度、濃いメンバーです!
まずは今回のメイン料理ココナッツとデンデオイルの魚介シチュー「ムケッカ」を作る上で、このバイーア料理に欠かせないデンデオイルの作り方、デンデ椰子の収穫からアカラジェの屋台までを映像で見ました。そしてバイーアの音楽や映像をかけながら料理教室がスタート!こんぺいとう農園から分けていただいた完熟トマトやツヤツヤの珍しいピーマン(バナナピーマンや浜クロピー等)も、まずは生で味見をしてそれぞれの特徴や違いを感じてもらいました。
ムケッカで使う1kgオーバーの大きなカレイや大きなエビが登場すると参加者から歓声が!魚にレモンとニンニクで下味をつけ玉ねぎやコリアンダーなどの野菜をカットしていき、デンデオイル、ココナッツ、魚介と野菜の水分だけでコトコト煮込んでいきます。
その間サラダの野菜をカットし、「ジロー」という苦みのあるブラジルの野菜をソテーしたもの、フリルレタス、ニンジン、キュウリ、マクワウリ、黒オリーブなどに、パンプキンシードやナッツ類をトッピングし、レモンとフレッシュバジルで作ったドレッシングで夏サラダを作りました。
デザートは毎度お馴染み「パヴェ」、今回はライムをキツめにし酸味の強いパヴェを作りましたがこちらも大好評。参加者同士で交流を深め、多くの素晴らしい出会いが生まれました。
今回使用したトマト、ピーマン、バナナピーマン、クロピーマン、キュウリ、マクワウリ、ジローなど多くの野菜は富士山麓で作っているこんぺんとう農園さんの有機野菜です。現在、夏野菜のおいしい時期なので、遠方の方もぜひブラジル人マゼランさんのつくる粋な野菜を味わってみてください。
こんぺいとう農園(ネット通販あり)
http://www.f-confeito.com/
saule branche café(青森県八戸市)で初となる『ブラジル料理のワークショップ』を開催しました。こちらのお店は普段からムケッカ、フェイジョアーダ、カイピリーニャなどがメニューに並ぶ県内でも珍しいブラジル料理を気軽にいただけるお店です。
当日はあいにくの雨模様でしたが、saule branche caféのお客さんや、そのお友達など多くの参加者が集まってくださり、2班編成で料理教室がスタートしました。...
今回のメニューは、ロシアのストロガノフがブラジルで独自の進化を遂げちゃったというStrogonoff de Frango(ブラジル風チキンのストロガノフ バタタパーリャ添え)と、ライムをたっぷり絞った甘酸っぱいクリーム&ビスケットがミルフィーユになったトロピカルデザートPavê de Limão(ライムのパヴェ)です。簡単すぎて料理教室と呼んでしまっていいのかと不安になるほどの献立でしたが、終わってみればブラジル文化とブラジル料理のおもしろさを知ってもらうにはちょうどいいお手軽メニューでした。
参加者には、県内で活躍するサンバダンサーさんやジャム工房を営む方がいらっしゃったりと、ワクワクするような多くの出会いがありました。
今後もKIMOBIGでは、saule branche caféでブラジル料理教室を開催予定です!
saule branche caféのトモエちゃん、おみっちゃん、たくちゃん、参加者の皆様ありがとうございました。
青森県八戸市馬場町4 tel.0178-46-5137
本日のKimobigのイベントは、目黒のCafé y Librosさんでのブラジル料理教室でした。
メニューはSalpicão(サルピカオン、チキン&リンゴのクリームサラダ)、Pão de Quejo(ミナス風チーズパン)、Pudim Surpresa(プヂンスプレーザ、プリンケーキ)のと盛りだくさんでした。
スタッフは朝から集まり、材料の準備です。今日はサラダとプジンはデモンストレーション、ポンデケージョは班に分かれて実際に作ってもらうことになっていました。
慣れないキッチンで揃いの器を探したり、材料を計ったり、サラダを作ったり、アメリカ製のオーブンの使い方(温度が華氏表記!)を教えてもらったり、と大わらわ。そんなことをしているとあっという間に集合時間に。みなさん、ほぼ時間通りに到着し、スムーズに会は始まりました。
サルピカオンはブラジルの定番メニューで、材料を混ぜるだけのお手軽なサラダ。ゆでた鶏胸肉に野菜、さらにリンゴとレーズンの食感と甘みのアクセントが加わります。ドレッシングはマヨネーズにヨーグルト、無糖練乳なのでクリーミーだけどスッキリ。食欲がなくともパクパクと食べられて、夏に最適なレシピです。また、この日入っていたセロリが苦手な人も美味しい!といって食べていました。
ちなみにブラジルには練乳を使う料理がたくさんあります。暑くて大きな国なので流通が日本ほど良くなく、生クリームなど冷蔵する必要のある乳製品が使えなかったことが理由の一つです。日本ではあまり見慣れない無糖練乳の缶の写真を撮る参加者もたくさんいました。
次に、みんな大好きポンデケージョです。日本でも、たまにパン屋でも似たものを見かけますが味は元より、そもそも直訳のチーズパンと言った時点で違います。まずは、パァォンジケージョとネイティブSaory先生の発音練習から始まりました。
参加者も5つの班に分かれて実際に作ります。ポービーリョアゼイド(タピオカ粉)に水分(温めた牛乳、油と水)を入れて手でこねます。生地ははじめボロボロとしていますが、こねていると次第にまとまってくはずが、1つの班だけなぜか生地がホットケーキ生地のようなゆるゆるになってしまいました。もう一つ同じものを準備して同じ行程を踏みますが、またもや生地がまとまらず緩いものに。分量はきちんとレシピ通りなのに、何の呪いなのか……。三度目の正直、ということでもう一度、正しい分量で作ると、うまくまとまりました。
生地を一口サイズに丸めてバットに並べて焼いている間にブラジルプジン研究家中津先生の出番となります。カラメル、プヂン液、土台のスポンジの順に作ります。ここでも加糖練乳(コンデンスミルク)を使うのがブラジル風。型にカラメル、土台のスポンジ生地、プジン液の順に流しこみます。あれ、プヂン液が最後?と思うのですが、不思議とスポンジ生地が上に浮いてきます。これを蒸し焼きにすれば完成、なのですが今回はオーブンがポンデケージョに占拠されているので、三分間クッキング風に完成したプジン登場。ドーナツ型の淵に沿ってナイフを入れて、蓋をするようにお皿を置いてひっくり返すと、お見事、綺麗なプジンがすぽっと現れました。これには参加者みなさん拍手です。
そんなことをしていると、ポンデケージョが焼きあがりました。オーブンの火力が少し弱かったのか、焼き色は薄めですが、個性豊かな形のポンデケージョが美味しそうな匂いを漂わせています。モチモチとした食感が病みつきになり、いくつでも食べられそうです。
市販のミックス粉もありますが、粉から作るレシピの美味しさは格別です。ここで今日の3品の試食タイムになりました。ポンデケージョには、さらにチーズをかけたり、ドーシジレイチ(ミルクジャム)をかけたり、とアレンジバージョンも試食。
みんなお腹一杯、と言いながらもポンデケージョに手がのびていました。気がつけばお皿はほぼ空っぽに。みなさん、美味しいと言って満足してくれた模様です。綺麗に食べたあとのお皿が返ってきて、気持ちいいくらい。
次回の開催は12月、という予告とともに会は終了。早速、ポンデケージョで必要なポービーリョアゼイドを買いに五反田のKyodaiマーケット(ブラジル領事館と同じ建物にあるラテン系食材スーパー)に行くと言って帰っていった方々もいました。
料理教室を楽しんでもらうことはもちろんですが、そのあと作ったよ、という報告は何よりも嬉しいもの。参加者のみなさん、また作ってみてくださいね。
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KIMOBIG BRASILスタッフ
Chiharu Oka 岡 千晴
岡山出身、東京に暮らして10年。心はカリオカ。 好きなお酒はビールとワイン。好きな食べ物は鯖の棒鮨、羊肉、チーズ。ポルトガル語ペーパー通訳案内士(国内の観光通訳の専門家のはずがブラジル地理のほうが詳しい)
待ちに待ったFiesta Garcia、プレオープンイベントに行ってきました!おいしい生ビールやワインはもちろん、ガルシア兄弟手作りのペルー料理は絶品。お酒の美味しさが一層引き立つようなしっかりとした味付けもたまりませんが、フレッシュチーズを注文すると他のメニューが添えられてあったりとお得感満載。チャージなし、料金は税込み。んー、お料理もお酒もおいしいし、しかもリーズナブルって最強!
昨日から蒸し暑くなってきましたし、外のテラス席でビール&セヴィッチェで一杯いきたいところですね。
本日も20時までプレオープンイベント開催中!
Fiesta Garcia プレオープンイベント
7/11(土)・12(日)・18(土)・19(日) 11:00~20:00
場所:静岡県清水区港南町1-11「JF食品」内
JF食品オフィシャルサイト
http://www.jf-shokuhin.com/index.html
参考:
南米フレッシュチーズ工房GarciaCheeseが手がけるBAR「Fiesta Garcia」プレオープン!
http://kimobig.jp/info/945584
KIMOBIGブラジルグルメツアー2015の訪問先、ブラジル人のマゼランさんが無農薬で野菜や米をつくっているこんぺいとう農園で、バスツアーに参加した有志たちと田植えをしてきました。
今回参加してくれた岡さんから田植え体験のレポートが届きましたので、こちらに掲載します。
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初めての田植え
美晴さんから、こんぺいとう農園で田植えしないか、という手紙が届いた。先日、畑で食べた有機野菜の記憶が頭に、目に、そして舌によみがえり、すぐに行くことにした。
心配されていた雨も降らず、当日は朝5時起きで電車に飛び乗り、新幹線を乗り継いで富士宮駅に到着。前回の農園ツアーに参加したさかえさんとVivianeさんと落ち合った。2人とも私と同様、先日の訪問でこんぺいとう農園のファンになったようだ。みんな長靴を始め着替えや水などで、大荷物である。
迎えに来てくれたマゼランさんの車に乗り込み、先日訪れた畑とは別の場所にある田んぼへ向かった。
車1台通るのがやっとの農道を進み、こんぺいとう農園の田んぼへ到着。他の田んぼには、すでに青々とした稲が風にそよいでいる。マゼランさんは10枚(田んぼの単位)の土地を借りていて、今日はまだ1枚目だと言う。今年はこしひかり、もち米、ブラジル米を耕作予定だとか。
早速、マゼランさんが手押しの機械で苗を植え、機械が入らないところや苗がまばらになっているところに、1本ずつ手で植えていく。通常は一度に2~3本の苗を束にして植えていくのだが、こんぺいとう農園では1本ずつ植えて、その苗自身が成長するように育てるそうだ。そのほうが、味が濃厚になるとか。
野菜と違って、米は植えるのも刈るのも年1回。就農して4年のマゼランさんにとってもまだ4回目で、毎回新鮮な気持ちだという。
長靴で田んぼに入ると、泥の中に足がずぶずぶと沈んでいく。思った以上に深く、泥に足がとられて動きづらい。次第に長靴が煩わしくなり、長ズボンを膝までたくし上げて、裸足になった。泥で肌がつるつるになるらしい。
表面の水は日光で温められているのに、底の泥はひんやりと冷たく気持ちいい。おたまじゃくしやカエル、ゲンゴロウなどたくさんの生き物もいる。たまーに、足先にうごめくものを感じるが、怖いので考えないようにした。足の裏に感じた動きは、いったい何だったのだろうか……。
午前は、田んぼの水量が多かったせいで、機械が役に立たず、なかなか作業は進まない。しかし、5人がかりの作業で少しずつ田んぼに緑が増えていく。0.5アールの田んぼの半分が埋まったところで、ランチタイムとなった。
働いた後で空腹だったからか、屋外で食べたからか、ご飯が美味しい。手作りのハンバーグ、コロッケ、ミートローフ、ズッキーニの炒め物そして塩結び。手が止まらない。この日、うっかり手ぶらで来てしまった私は、睡眠時間を削って料理してきた友人たちに申し訳なく思いながらも、ごちそうを目の前にしたら最後、何度もおかわりをした上に、デザートの手作りプリンまでぺろりと平らげてしまった。
満腹になって午後の作業を開始。初めは関心がなかったマゼランさんの娘こまちちゃん(5歳)も、大人が楽しそうに作業していたからか、自ら田植えに加わった。泥まみれになって田植えをする娘を見てマゼランさんもニコニコしている。
初めは私が彼女に手を貸しながら稲を植えていたのに「お姉さん、苗とって」とか「そこに植えて」とすぐに形勢逆転、こまちちゃんから私に指示が飛ぶようになる。
田んぼの水も引き、機械もうまく動いたので、午前の倍のスピードで作業が進み、この日は終了。
東京から来た我々はこれで終わりだが、マゼランさんには残り9枚の田んぼと除草作業が残っている。シロウトの我々が物見遊山で農園に来るのは、マゼランさんの仕事の邪魔をしに行くようなものではないか、と心配していたが「最初の1枚で勢いがつくと、気分的にあとがやりやすいから、助かった」と言われ、ほっとした。
周りの青々とした田んぼに比べ、ひょろひょろの苗の植わったまだ緑の少ない田んぼ。秋までには立派に成長していてくれることを願い、今度は収穫に来ることを約束して、富士宮を後にした。
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岡千晴
岡山出身、東京に暮らして10年。心はカリオカ。
好きなお酒はビールとワイン。好きな食べ物は鯖の棒鮨、羊肉、チーズ。
ポルトガル語の通訳案内士の資格を有するが、ブラジルの地理のほうが詳しい。
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参考
BRASIL GOURMET TOUR 2015 Verão - SHIZUOKA -
キモビッグ主催ブラジルグルメバスツアー2015夏
http://kimobigbrasil.wix.com/tour
Festa de aniversário -MAIO e JUNHO-
今月のお菓子:Bicho de Pé, Bolo de Fubá com Milho
KIMOBIG BRASILのポルトガル語サロンでは、誕生日月の方をお祝いするFesta de Aniversário(お誕生日会)を隔月で実施しています。現在丸の内で実施しているポルトガル語サロンは、初級2クラス、中級、中上級、上級、ビジネスクラス等レベルごとに5つの場所に分かれて勉強しているので、集まるだけでもー大変!!誕生日会の夜は、全員が帝国劇場の地下にあるブラジル・バールCafe do Centroに押し寄せます。
参加者全員が集合したら、誕生日の歌をポルトガル語で歌い、主役がキャンドルをフーして、ブラジルのお菓子を食べながらお祝いします。
もちろん参加費は無料。日頃ポルトガル語サロンで貯めたお金でお菓子を購入し、参加者に還元しています。
5・6月生まれの方、Feliz Aniversário!!
今月のお菓子は群馬県のブラジルタウンに住むブラジレイラSaoryに作ってもらった「Bicho de Pé (ビッショ・ジ・ペー)別名:Brigadeiro de Morango」と、「Bolo de Fubá com Milho(ボーロ・ジ・フバー・コン・ミーリョ)」です。
ビッショ・ジ・ペーは、「Nosso Xote」というForróのリズム「XOTE」を代表する曲で一世風靡したフォホーバンドの名前で有名ですが、このDOCE(ドッシィ/お菓子)の名前もビッショ・ジ・ペーでございます。コンデンスミルクとイチゴ風味のゼラチンで作るこのビッショ・ジ・ペーは、チョコレートのブリガデイロなどと並ぶブラジルのフェスタには欠かせないお菓子です。
今回はフェスタ・ジュニーナが行われる大切な時期ということで、とうもろこし入りのボーロ・ジ・フバーと、中上級のMASUYO先生がブラジル出張のお土産として持ってきてくれたブラジルの沢山のビスケットの三本立て!
Bicho de Pé, Bolo de Fubá com Milho, Bolacha de Nata, Bolacha de Castanha do Pará, Sequilho...これで10杯くらいコーヒーが飲めそうですね。
さて、今回はビッショ・ジ・ペーのレシピをご紹介。レシピ/Bicho de Pé
コンデンスミルクとお好みのフルーツ味のゼラチン、バターを鍋に入れ好みの固さになるまで煮詰めます。かき混ぜた時になべ底がしっかり見えるくらいまで煮切ったらバット等に移し粗熱をとります。ティースプーンですくいバターを塗った手にとり丸めて好みのサイズに成形します。グラニュー糖をまぶしお好みの飾りをつけ完成!
ブラジルにはフルーツ味のゼラチンが多くありますが、ブドウでもパイナップルでもお好みのカラーや味、何でもOK。コロンとしてかわいいカラフルなこの「ビッショ・ジ・ペー」パーティにオススメの一品です。
KIMOBIG BRASIL ポルトガル語サロン東京・丸の内
http://kimobig.jp/free/auladeportugues
6/21(日) TAPIOCAをつくろう!Aula de Culinária de Comida Brasileira "タピオカ編"
お昼から雨ザーザーの富士市cafe músicaで、KIMOBIG主催の「ブラジル料理教室・屋台の味!タピオカクレープ編」が開催されました。ブラジルのタピオカは、真っ白なもっちもち生地に好きな具材をトッピングするクレープのような軽食です。今回用意したトッピングは以下。タピオカもトッピングも食べ放題です!
TAPIOCAS SALGADAS/タピオカ・デリカ編トッピング
Carne seca acebolada(干し肉と玉ねぎのソテー)
Frango(チキン)
Presunto(ハム)
Tomate(トマト)
Queijo Mussarela(モッツァレラチーズ)
Queijo Minas(ミナスチーズ)
Requeijão(ブラジル風クリームチーズ)
Manteiga(バター)
TAPIOCAS DOCES/タピオカ・デザート編トッピング
Coco Ralado(ココナッツファイン)
Leite Condensado(コンデンスミルク)
Goiabada(グァバ羊羹)
Kiwi(キウイ/季節外れでイチゴが手に入らず急遽代用)
Abacaxi(パイナップル)
Banana(バナナ)
Doce de Leite(ミルクジャム)
Mel Brasileiro(ブラジル産ハチミツ)
Calda de Chocolate HERSHEY'S(チョコレートソース)
Calda de caramelo HERSHEY'S(キャラメルソース)
Canela(シナモン)
Doce de Feijão Azuki(あんこ)
料理教室の定員は10名。予想を上回る応募があり申し込み受付は早期終了となりましたが、運良く参加できた方々はブラジル人6名、日本人5名+お子ちゃまの計12名(全員富士市在住)。
まずはポルトガル語と日本語を混ぜた自己紹介からスタートし、タピオカ粉はどのようにつくられるのかマンジョッカ芋を掘るところから映像でお勉強。また、タピオカの焼き方は地域性やお店の違いがあるため様々な屋台の映像を観ました。BGMはタピオカの歌[MASSA DE MANDIOCA]で有名なフォホーバンドMastruz com LeiteのDVD!参加したブラジル人たちに笑われましたが、ここはやはり「タ・タ・タピオカ♪」とMASSA DE MANDIOCAを口ずさみながら作りたいところです。
さて、実践!タピオカスターチ(Polvilho Doce)をどのように生地にするか実際にレクチャーしていきます。今回用意したタピオカスターチは2.5kg、すでに一晩水に浸したものを参加者全員で水分を抑えふるいにかけ粉状にしました。「手がつってきた!」という悲鳴をスパルタ的にしれっと聞き流し、次はタピオカの焼き方です。タピオカの焼き方は人それぞれ。薄めカリカリが好きな人もいれば、厚めモッチモチが好きな人も。火加減などの注意点を説明し、ひっくり返すときにタピオカをポーンと宙に浮かせるとお決まりの歓声があがりました。さぁお待たせしました、実食タイム!タピオカを一口試食するにあたり、トッピングはシンプルにバターのみ。実はこの食べ方が一番おいしかったりします。
この日参加してくれたブラジル人のなかにアマゾン河口に位置するパラ州出身の方がいて、なんと彼の実家はマンジョッカ芋農園だったそうです。「うちの家族はパンを買うお金がなくて、自分の家のマンジョッカ芋畑で採れた芋を使って毎朝タピオカばかり食べていたよ。今でこそブラジル全土で食べられているヘルシーフードだけど、タピオカっていうのは本来僕たちみたいなパンを買えない人たちの食べ物だったんだよ」そう言う彼は日本に来てから20年間、ただの一度もタピオカを食べたことがないそうです。バターたっぷりの熱々もちもちのタピオカを20年ぶりに食べたその感想は…「Muuuuu! Muito bom!!んーっ!すっごいおいしい!」でした。一緒に参加された奥様と夢中でタピオカを頬張る姿を見て、主催者側は涙が出そうになりました。
ここから2班に分かれて、各自タピオカを焼き、好きなトッピングを乗せて、時間が許す限り食べ続けてもらう夢のタピオカ祭りスタート!ブラジル人に大人気なトッピングはやはりcarne seca、干し肉です。タピオカといえば、干し肉のトッピングがメジャーですが、そこにブラジルのクリームチーズ、ヘケイジョンをたっぷりのせかぶりつきます。日本人の方々にはミナスチーズをソテーし、まずは焼きチーズとして味わってもらいました。初めて食べる食感と風味に「ブラジルの食材はおいしいものばかり!」とみなさん驚いていました。
その他、ブラジルスーパーでカットしてもらったハム&チーズもシンプルながら定番のトッピングということで人気。デザートはバナナ&ミルクジャム&ハチミツ、アンコ&チーズ&パイナップルなど、参加者のアイディア満載のタピオカが次々焼き上がります。しかし、もうオナカイッパイと早々と脱落者が…。そう、タピオカのもちもち生地はすぐにオナカで膨れてしまうのです。(今ブラジルでダイエット食材としてブームなのもわかります。)
終了時間を過ぎてもなかなか食材が減らないので、タピオカ祭り延長!とはいっても2.5kgのタピオカを10人程度で食べ切るのは至難の業、余ったタピオカやトッピング具材は手分けして自宅での実践用としてすべてお持ち帰りいただきました。「当分タピオカは見たくない」、そう言いながらもまたすぐ食べたくなるのがこのタピオカなのです。
ドリンク&レシピ&お土産タピオカ付きの、タピオカをつくろうワークショップ(別名:タピオカ食べ放題祭り)、大盛況のもと無事終了しました。
先日行われた静岡県富士市・吉原祇園祭でも販売し、大人気だったこのブラジルのタピオカクレープ。今回の料理教室では様々な具材を用意したことから、ブラジルの食材を知ってもらうのにとてもよい機会となりました。また、ブラジル人の参加者が多かったため、普段接することのない日本人と富士市在住のブラジル人との交流もはかれ、cafe músicaで飛び交うポルトガル語は心地よいものでした。
ワークショップの準備や後片付けをしてくれたTABENA-DOえっちゃん、世界を旅するアーティストみほちゃん、cafe música店主ユミちゃんありがとうございました。
最後に、主催者側として何より嬉しかったことは、ブラジル人の方々からタピオカ生地やトッピングを絶賛されたことです。タピオカ生地や具材の作り方をレクチャーしてくれたパラ州出身のSaory、アマゾナス州出身のHelemに心から感謝します。
KIMOBIG料理教室レポートはこちら
http://kimobig.jp/free/cooking
降水確率60%どんより雨マークの予報が見事にくつがえり、美しい富士山に迎えられた絶好のお出かけ日和、東京からのバス組28名、群馬から6名、地元静岡から2名、計36名での静岡ブラジルグルメツアーが始まりました。バス車内はブラジル音楽がかかりポルトガル語が飛び交うまさにブラズィーウツアー!
今回の行程は
1:ブラジル野菜を含むオーガニック野菜の収穫体験と青空ランチ(こんぺいとう農園)
カフェ/鳥仙珈琲セレクト&焙煎 ミナスのダテーラ農園スイートイエロー
食器/陶 芦澤オーダーメイド
2:南米フレッシュチーズ工房の見学と試食(ガルシアチーズ)
3:ジャボチカバの摘み取り体験とデザートタイム(西川農園)
静岡班と群馬班は早朝からこんぺいとう農園の畑に集まり、手洗い場を作り、テントを張り、採りたてのハーブを洗い、ブラジルのフランスパンを焼き、せっせと会場設営に励みます。
訪問先の商品情報や畑の地図などを描いた手作りのしおりが配られた東京班の事前準備はバッチリ。特に渋滞もなく時間通りにこんぺいとう農園近隣の駐車場に到着しました。ブラジルの旗を掲げる引率者に誘導され、畑までの道のりを歩きます。バスを停車した駐車場から細く急な山道に入ると、そこからは新緑が映り込むキラキラした水田、どこまでも広がる青空、山々に360度囲まれた小さな畑とテントが遠くにポツンと見え、まるでおとぎ話にでてくるような夏色の風景。ここが「こんぺいとう農園」です。
この続きはブラジルグルメツアー特設サイトへ
ブラジルグルメバスツアー2015夏 活動報告
ゴールデンウィークの最終日、ブラジルタウン群馬県太田市の「イオンモール太田」でAMIGO FESTIVAL 2015が開催されました。KIMOBIGは群馬のサンバチームGSGとキッズ向けのガンザ(シェーカー)工作ワークショップを実施しました。
ガンザの作り方!まずペットボトルの空き容器に香り玉やキラキラビーズを入れ、蓋をギューっと閉めます。蓋の上にリボンをつけたり、容器にはカラフルなペンで色を塗ったり描いたり。仕上げに大判シールやラインシールを好きな形にカットし、容器にペタペタすると…オリジナルガンザの完成です!GSGメンバーの打楽器演奏で子供たちは好きなようにガンザを振り、リズムを身体いっぱいに感じていました。
ステージではブラジル人ダンサーによる大迫力のサンバショーが始まり、ブラジルでも大人気の実力派歌手IVO PESSOAのライブもあり、会場は多くの来場者で埋め尽くされました。展示スペースではブラジル人学校日伯学園の絵画作品が飾られたほか、12歳の天才ブラジル人画家ガブリエル・ビスポのお皿の販売もありました。青空スペースの憩いの広場ではロデイオグリルのシュラスコサンドと、ビルミルクの焼きチーズが出店。珍しいケータリングカーとブラジルフードに、通りがかりのお客さんも足を止め興味津々です。
週末には群馬在住ブラジル人も多いこちらの「イオンモール太田」、地域密着型の大型ショッピングセンター内のイベントは日頃すぐ近くにある"ブラジル"を知らない人にも興味を持ってもらう良いきっかけになったはずです。
アミーゴフェスティバル実行委員会のみなさま、そしてGSG(Grupo de Samba de Gunma)のみなさま、ありがとうございました。
GSG (Grupo de Samba de Gunma)
OFFICIAL WEB SITE
http://grupodesambadegunma.wix.com/amosamba
facebook
https://www.facebook.com/GSGamosamba
【イベント詳細】
AMIGO FESTIVAL 2015
http://kimobig.jp/info/887734
2015/5/3 夏のシュハスコ CHURRASCO DA NOSSA TURMA!
天候に恵まれたGW、SAORY先生率いるフォホーサークルのメンバーたちと一緒に群馬県太田市でシュハスコ(ブラジル式バーベキュー)をしました。
遠方からの参加もあり、参加者は約50人!子供から大人まで、渡良瀬緑地の大自然のなかで遊び、ブラジル料理とブラジル音楽をオナカいっぱい堪能しました。
Churrasco da nossa turma foi assim!!!
【イベント詳細】
2015/5/3開催 CHURRASCO DA NOSSA TURMA!
http://kimobig.jp/info/896165
ポルトガル語サロン誕生日会・丸の内(2015年3・4月)
KIMOBIG BRASILのポルトガル語サロンでは、誕生日月の方をお祝いするFesta de Aniversário(お誕生日会)を毎月実施しています。
授業が終わったら参加者全員(50名くらい!)がカフェ・ド・セントロに集まり、誕生日の歌をポルトガル語で歌い、主役がキャンドルをフーして、ブラジルのお菓子を食べながらお祝いします。
もちろん参加費は無料。日頃ポルトガル語サロンで貯めたお金でお菓子を購入し、参加者に還元しています。
3・4月生まれの方、Feliz Aniversário!!
今月のお菓子は群馬県のブラジルタウンからお取り寄せした「Monteiro Lopes(モンテイロ・ロペス)」。ブラジルの北部で食べられている庶民派ビスケットです。パラー州の州都ベレン発祥のこのお菓子は、KIMOBIGの仲間たちに「モンちゃん」と呼ばれ親しまれています。
レシピは、小麦粉とバターの生地を焼き上げ、チョコレートソースに半分くぐらせたら、最後にお砂糖をまぶすというシンプルなもの。現地ではブラジルナッツ(Castanha do pará)入りのモンテイロ・ロペスもあり、ナッツのコクが味わえるモンちゃんも人気だそうです。
食感は沖縄のちんすこうのように、サクっとホロホロ。お口のなかでほどけていき、とーってもDELICIOSO!!
2015/4/25~30 ブラジル映画祭2015ボランティアスタッフ
東京・渋谷「ユーロスペース」にて開催された「ブラジル映画祭2015」、KIMOBIGも現場スタッフとしてお手伝いしてきました。
2005年に始まった「ブラジル映画祭」は、ブラジルで近年に上映された新作映画を日本で紹介し続け、今年で10年目を迎えます。本年度はドラマ、ドキュメンタリー、音楽映画など幅広いジャンルの新作ブラジル映画を9作品公開し、大盛況のうちに終了しました。
この日はKIMOBIGのポルトガル語サロンの講師、アンジェラ先生がボランティア参加。他、毎日KIMOBIGメンバーが交代でトゥピニキンスタッフのサポートを務めました。
★ブラジル映画祭オフィシャルサイトのスポンサーページ「制作協力」に、KIMOBIG BRASILのロゴも掲載されました!
【イベント詳細】
ブラジル映画祭2015/トゥピニキーン・エンターテイメント株式会社主催
http://www.tupiniquim.jp/fcb
2015/4/12 ブラジルタウン大泉町で春の陶芸体験REPORT
(Depois do Japonês temos o texto em português.)
群馬県大泉町の文化むらにて日伯交流陶芸体験として、山本順子さんを講師に迎え「桜の花びら皿5枚セット」を作りました。子供から大人まで、約30名の日本人とブラジル人が参加しました。
山本先生の丁寧なレクチャーのもと陶芸体験を進めますが、限られた時間の中で集中しながら作品を作り上げるのはなかなか大変なことです。しかし皆さんの素晴らしい集中力で、個性あふれる桜の花びら達が完成しました。
体験後のカフェタイムでは、コーヒーとケーキを食べながら交流を深め、陶芸の楽しさについて語り合いました。
次回の陶芸教室は二か月後を予定しています。ぜひ皆さんの参加をお待ちしています。
【イベント詳細】
2015/4/12 (日)開催 ブラジルタウン大泉町で春の陶芸体験!
http://kimobig.jp/info/875853
講師 陶芸家 山本順子 フォーシーズンズポタリー主宰
主催 日伯芸術音楽協会
後援 KIMOBIG Brasil
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Vamos fazer os pratos com formato de SAKURA, são cincos pétalas que irão forma um SAKURA!
-ARTE EM CERÂMICA-
Dia 12 de Abril realizamos no Oizumi Bunkamura das 10:00〜12:00 o WorkShop de cerâmica para fazermos um SAKURA.
Tivemos o comparecimento de japoneses e brasileiros de varias idades e formamos o número de 30 pessoas, alguns já tinham participado dos WorkShop anterior e outros foram pela primeiro vez, conversamos , rimos, podemos se distrair e sair um pouco da rotina. o objetivo do WorkShop é ter um pouco de comunhão entre as sociedade japonesa e brasileira, criar um local que podemos conversar e entender um pouco mais da outra cultura, e claro, fazendo a cerâmica.
Estaremos realizando os WorkShop a cada 2 meses, e breve criaremos a pagina no FACEBOOK . Gostaríamos de agradecer a todos que compareceram.
PROFESSORA:Junko Yamamoto
ORGANIZADOR: ASSOCIAÇÃO NIPO BRASILEIRA DE ARTE E MÚSICA
APOIO: KIMOBIG brasil http://kimobig.jp/
2015/3/29 BAILÃO DA SAORY COM CLUBE DO BAIÃO
(Depois do Japonês temos o texto em português.)
皆さんお馴染みSAORYのアニバーサリーイベント「SAORYが贈るブラジル100%ダンスパーティ。バイヨン倶楽部がやってくる!!」が群馬県伊勢崎市で開催されました。
東京から駆けつけてくれた実力派バンド、バイヨン倶楽部を一目見ようと多くのフォホー好きなブラジル人や日本人が集まり、踊る踊る踊る。会場は座っている人が一人もいないほどのヒート状態!色々なジャンルのフォホーが次から次へと流れ、ヴァネイラまで完璧に演奏してしまうバイヨン倶楽部に、もう降参です。
Saoryのフォホーレッスンも大好評!Saoryお手製のコシーニャやお菓子、大きなバースデーケーキが振る舞われ、イベントは無事に終了しました。
さてSaoryが何歳になったのかは…ナイショみたいです。
No domingo (29/mar), foi realizado o Bailão da Saory com o Club do Baião no D’parranda na cidade de Isesaki (Gunma). A banda Club do Baião formada por japoneses que tocam somente forró pé de serra animaram a pista.
Este evento foi organizado por Luciano Alves e Saory Monma e contou com casa cheia e muita animação o Bailão da Saory proporcionou muita diversão e descontração para os clientes. A noite foi especial para Saory que comemorou seu aniversário no evento.
(Portal Mie)
2015/3/14 ブラジルタウン大泉町で日伯交流こどもアートワークショップREPORT
(Depois do Japonês temos o texto em português.)
群馬県大泉町の文化むらにて日伯交流こどもアートワークショップ「みんなでつくろう一つの街」と題し、クレヨンなどで皆で好きに共同で夢の街を描きあげるアートワーク体験を開催しました。
このイベントはブラジル人と日本人の子供たちが一緒に白紙の大きな紙の上に、想像の夢の街の世界を描くというものです。好きな色で好きなものを自由に描くと、夢の世界がどんどん広がっていきます。
日本人の子供たちは、まず雲と太陽を描いてから道路を描き、いわゆる整備された街を描いていくのに対して、ブラジル人の子供たちは海と椰子の木を描き、お花を描いてから海沿いの素敵な家を描いていくという、おもしろい違いがありました。ブラジル人はもともと森や海や高原と共に暮らす南国の大らかな気質があり、魂が求める安らぐ場所は大自然にあるのだなと実感しました。
さて、終了時間に近づいても「まだ描く!」との夢中ぶりでクレヨンを離す気配がない子供たちの横で、一緒に参加してくださった大人からも、童心にかえって絵を描いているととてもリラックスして癒やされるという声がありました。実際に「お絵描き」は、アートセラピーとしてストレス解消などで注目されているメソッドです。目や手を集中し没頭していると、気持ちが穏やかになり自分を肯定する気持ちが湧いてくるのだそうです。
子供から大人まで楽しめるアートワーク体験、不定期開催ですが次回もお楽しみに!
講師 陶芸家 山本順子 フォーシーズンズポタリー主宰
主催 日伯芸術音楽協会
後援 KIMOBIG Brasil
イベント詳細
2015/3/14 (土)開催 日伯交流こどもアートワークショップ
「みんなでつくろう一つの街」
http://kimobig.jp/info/870312
【次回ワークショップのお知らせ】
次回の日伯芸術音楽協会イベントは4/12(日)開催予定、大好評の「陶芸教室」になります。
まさに今満開のサクラ!並べると桜の花になる、桜の花びら組皿5枚セットを作ってみましょう。申し込みや詳細は近日中にKIMOBIGのオフィシャルサイト等でアップしますので、お見逃しなく!
VAMOS TODOS DESENHAR A CIDADE
-Work shop de criancas Nipo brasileira-
Dia 14 de Março tivemos no Oizumi Bunkamura, uma atividade com as crianças, o dever era desenhar a cidade dos sonhos, com a professora Junko Yamamoto, foi bastante divertido e podemos observa o que se passa na cabeça delas, várias escreveram casas, mar, carros, ruas e etc... e até os adultos que estavam presente no evento participaram e tiveram a oportunidade de se sentir criança novamente.
Queremos continuar com essa atividade para podermos compartilhar um pouco o que sentimos e pensamos... vivemos em um mundo jeito de estresse e problemas, várias pessoas sofrendo de depressão. mas creio que com essas pequenas atividades poderemos sai um pouco da rotina que acabamos caindo aqui no Japão... e ter um momento que lazer com os filhos.
KIMOBIG BRASILのポルトガル語サロンでは、誕生日月の方をお祝いするFesta de Aniversário(お誕生日会)を毎月実施しています。
授業が終わったら参加者全員がカフェ・ド・セントロに集まり、誕生日の歌をポルトガル語で歌い、主役がキャンドルをフーして、ブラジルのお菓子を食べながらお祝いします。
レベルごとに4つの場所に分かれて勉強しているので集まるだけでも大変。誕生日会の夜は、生徒や講師合わせて50名以上が帝国劇場の地下にあるセントロに押し寄せます。
2月生まれの方、Feliz Aniversário!!
今月のお菓子はクリス先生お手製のBrigadeiro(ブラジルのボンボンショコラ)。ブラジルのホームパーティや結婚式などへ行くと必ず見かけるビー玉ほどの大きさの丸いチョコレートです。コンデンスミルクとココアパウダーで作るブラジルの代表的なスイーツのひとつで、生キャラメルのようにやわらかく、子供から大人まで大人気!手にバターを塗ってから丸めるのがコツ。
2015/2/15 ブラジル音楽クラシックコンサート
(Depois do Japonês temos o texto em português.)
群馬県大泉町文化むらにて、ブラジル音楽クラシックコンサート「VENTO DO BRASIL」を開催しました。肌寒い一日となりましたが、多くのブラジル人や日本人にご来場いただき、無事終了しました。
演奏曲はクラシック音楽になじみがない方にも聞き覚えのある選曲で、カリニョーゾ(Pixinguinha)、ブラジレイリーニョ(Waldyr Azevedo)、カピヴァラ(Hermeto Pascoal)、ジェット機のサンバ(Antonio Carlos Jobim)、チコチコノフバー (Zequinha de Abreu )など多様なジャンルにわたります。ブラジル北東部音楽バンドBanda Pororocaなどブラジル音楽ユニットに多数所属されている五十嵐さんのヴァイオリンはリズミカルで迫力があり、会場の皆さんから「素晴らしい音色に感動した」という声が多数聞かれました。
休憩時間にはロビーでクプアスのムース、ゴイアバーダとフバのケーキやカフェが振舞われ、ブラジルテイストがアップしました。
ブラジルの音楽というと、サンバやボサノヴァといったイメージが一般に強いようですが、500年にわたる「クラシック」音楽の歴史があり、エイトール・ヴィラ=ロボスや、エルネスト・ナザレーなど世界的に有名な音楽家たちが多数存在します。
日伯芸術音楽協会では、ブラジルの多彩な美しさと芸術性を伝えていけるような活動を今後も続けていきます。
演奏 五十嵐歩美(Violin)・永見行崇 (Piano)
主催 日伯芸術音楽協会
後援 駐日ブラジル大使館、KIMOBIG Brasil
協賛 GOLDEN MOTOS, ALPHA GROUP, DA FAZENDA, CIBRASIL,RODEIO GRILL, DAIYA HOME, GOOD WAVE, VITORIA AUTO-ESCOLA
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Concerto VENTO DO BRASIL
Dia 15 de fevereiro foi realizado no Oizumi Bunkamura o concerto VENTO DO BRASIL, com o pianista Yukitaka Nagami e a violinista Ayumi Igarashi, tocando músicas que chamamos de clássicos do Brasil, como Carinhoso (Pixinguinha), Brasileirinho (Waldyr Azevedo), Capivara (Hermeto Pascoal), Samba do avião (Antônio Carlos Jobim), Tico Tico no Fubá (Zequinha de Abreu) etc...
Foi uma noite com ventos fortes e frio, mas que pudemos contar com a presença de japoneses e brasileiros que prestigiaram a música brasileira, normalmente podemos escutar bossa-nova em restaurantes e lojas, porém dificilmente podemos escutar ao vivo. Todos os presentes saíram admirados com o som do piano de Yukitaka e do violino da Ayumi. A violinista também teve a oportunidade de usar o português que sabe falar. Tivemos a oportunidade de, nos intervalos, oferecer creme de cupuaçu, bolo de goiabada com fubá e café.
Acreditamos que os japoneses sentiram um pouco do Brasil e os brasileiros relembraram a terra natal.
Gostaríamos de agradecer às pessoas e empresas que ajudaram a realizar esse concerto: Embaixada do Brasil, Kimobig Brasil, Golden Motos, Alpha Group, Da Fazenda, Cibrasil, Rodeio Grill, Daiya Home, Good Wave, Vitória Autoescola.
Em breve teremos mais concertos envolvendo músicas brasileira e contamos com a presença de todos para podemos mostrar um pouco do Brasil para a comunidade japonesa.
群馬県大泉町で、警察署の署員や日系ブラジル人の住民たちが清掃活動を行った様子が、在日ブラジル人向け情報雑誌Alternativaの電子版(ポルトガル語)に掲載されていましたのでシェアします。また、活動に参加された日伯芸術音楽協会(KIMOBIG後援)のラファエルさんのレポートも併せてご紹介します!
木下ラファエルさん(日伯芸術音楽協会代表)
「大泉町で7日、大泉署署員や近隣に住む日系ブラジル人たち計80人が清掃に取り組みました。朝8時にスーパーTAKARAに集合し、旧国道354号の歩道を往復約600メートルにわたってゴミ拾いを行いました。 ゴミ拾いの後はスーパーTAKARA内のブラジルレストランにて、ブラジルコーヒーとチーズパンをいただきながら、参加者同士の交流を深めました。
この清掃活動は今回で6回目となり、参加者の数も徐々に増えつつあります。」
Brasileiros e policiais se unem em mutirão de limpeza em Gunma (Postado em: 07/02/2015)
http://www.alternativa.co.jp/Noticia/View/40538/Brasileiros-e-policiais-se-unem-em-mutirao-de-limpeza-em-Gunma
群馬県大泉町の文化むらで「干支ひつじ作り」の手芸教室を開催しました。 世界で活躍する陶芸家、群馬県太田市在住の山本順子さんを講師に迎え、ブラジル人と日本人の方々が参加する日伯の交流イベントです。
山本先生が陶器で製作してくださったボディに、ひたすらフェルティングニードルで純羊毛の毛植えをしてみるという体験教室。それぞれの個性が出た可愛いモコモコひつじちゃんができました!
講師 陶芸家 山本順子 フォーシーズンズポタリー主宰
主催 日伯芸術音楽協会 × KIMOBIG Brasil
イベント詳細
2015/1/31 (土)開催 干支のひつじを作る手芸体験!
http://kimobig.jp/info/823859
巷に多々あるポルトガル語学習クラスとは違い、通訳案内士とネイティブがペアで講師となり、通訳案内士視点で教材を作成、さらには「ポルトガル語の発音は妥協せず全員でネイティブの発音をマスターし...よう」・「日本の文化や習慣を外国人にキチンと話せるようになろう」という基本方針を掲げています。
昨年末は普段の勉強会とは趣向を変えて、ボサノヴァのスタンダードナンバー「Garota de Ipanema」を教材にポルトガル語の発音練習と歌唱練習を中心にした特別講座を開きました。この特別講座が好評だったため、1月に特別講座の2回目を開催し、2回目もKimobigのポルトガル語サロンに参加している人なら誰でも出席OKというスタイルにしました。
特別講師にボサノヴァの弾き語りで活躍されているReiqoさんをお招きし、「Corcovado」を題材にして前回同様ポルトガル語の発音練習と歌唱練習に取り組みました。今回はポルトガル語で発音が難しい子音の「P」を重点的に練習しました。「P」の発音はスイカの種を口から「ぷぷぷーっ」と飛ばす要領でという説明で、全員があっと言う間にネイティブの発音を体得しました。
最後にCorcovadoを「独唱」する勇者を受講生から募り、Mさんが見事な発音で歌いきってくれました。講師のネイティブの先生にも「独唱」をお願いしましたが、日本での生活が長い先生の「独唱」はまるで演歌のようでした。とはいっても、ボサノヴァのあの囁くような歌唱法はとても難しいものだそうです。
あっという間に2時間が過ぎる楽しい勉強会になりました。お忙しい中スケジュールを調整して駆けつけていただいたReiqoさん、ありがとうございました。
REIQO オフィシャルブログ
http://reiqoo.pokebras.jp/
KIMOBIG BRASILポルトガル語サロン・丸の内クラス詳細
http://kimobig.jp/free/auladeportugues